京のすうぷ屋さん

自慢のすうぷの事やあちこちで見つけたちょっと楽しいことを綴ってます

えんどう豆

京都 山城産のえんどう豆10キロの皮剥きから始まりました、えんどう豆すうぷ作り。あっという間に旬が来て、あっという間に終わるえんどう豆。京のすうぷ屋さんのデビュー作の1つでもあります。今年もいよいよ作成です。

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豆のお尻を押さえて割り、スーッと指を入れて背中から取り出します。これが一番早く剥ける方法です。

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団子三兄弟ならぬ、豆九兄弟、時に六〜八兄弟の登場です。ひたすら剥き続けること2時間半。ようやく鞘から豆を出し終えました。ハァァ、疲れた〜〜!

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f:id:oishiisoup:20180526111120j:imageここから後はシェフに預け、スープへと変身させてもらいますが、私の仕事はこの後、袋を開けておく作業に入ります。こうしておくとスープを投入する時に楽だからです。

綿棒で袋の底に膨らみを付けておきます。こちらもひたすら2時間半。

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この間シェフ厨房にこもる。大鍋でえんどう豆すうぷの作成。

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さて袋詰め。一袋一袋重量を計り、パックしていきます。2袋ずつしかパック出来ない機械なので、結構時間がかかります。随分前に購入した機械ですが、頑張ってくれています。

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この後、加圧加熱殺菌の行程へ。この世で最強のボツリヌス菌を死滅させ、袋の中は無菌状態になります。加圧加熱することで、何も無い状態に仕上げます。

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ここまでの行程を、丸3日かけて行います。えんどう豆すうぷ480袋の完成です。おっと、後はラベル貼り。こちらも6時間はかかります。

来週にはご案内できれば良いのですが。